『時間です大統領閣下、御決断をお願いします』





『他に手は・・・手は無いと言うのか将軍!! 君は私に我が国の大地の上で悪魔を、最悪の魔獣を解き放てと言うのか!!』





『・・・既に各封鎖線は限界です。もって後1時間、それ以上は耐え切れられないでしょう・・・

閣下、このアメリカを、国の民を守る為の決断です、如何か、如何か御決断を!!』





『如何して・・・如何してこんな事になったのだ・・・何がいけなかったと言うのだ?』





『大統領閣下・・・』





『・・・将来、歴史書では私は史上最悪のアメリカ合衆国大統領と記されるだろう。しかし、私はこの決断は間違っていないと信じる、これは最良では無いかも知れないが、現時点でのベストだと。』





『・・・・・・』





『将軍、大統領命令だ。・・・我が国、ラクーン・シティへの核攻撃を許可する!!』





『了解、致しました大統領閣下・・・。』





『神よ・・・罪深き我々を如何か赦し給え・・・』




































この出来事は将来、必ず起こる



現在に繋がり、幻想みらい現実いまとなりて形を表す



超巨大複合企業『アンブレラ』、其の利益拡大に対する貪欲さに限りは無く、遂に国家を滅ぼしかねない存在にまでになる



だが誰も止められない、誰も見ようとしない、誰も救おうとしない、誰も声を上げようとしない、誰も誰も・・・



そして其の力に跪き、恩恵に与っていたラクーン・シティ



其の遥か地下に、身近の深森の中に、抱えたパンドラの箱は遂に解き放たれた



動く死人、物語の中でしか存在し得ないような化物達



企業のもたらす豊かさに栄えた都市は、企業の創り出した悪夢によって死都となる



動く者の中に生者は無く、其処に広がるのは地獄の光景



その死都も後少しで人の創り出し地獄の業火核兵器で焼き尽くされ、ソドムと同じ末路を辿るのだろう



滅びしか約束されない地、しかし其の中にあってしても希望を失おうとしない者もいた






「俺は死人じゃない!」

「伏せろ!!」

「・・・助かった、貴方は?」

「俺か? 此処の警察署に転属して来たレオンって言うんだ・・・最悪な新生活スタートになったが、ま、宜しくな」

正義感溢れる新任警官、レオン=S=ケネディ



「うわっ!!」

「あ、御免なさいゾンビかと思って・・・そうだ、貴方、小さな女の子見なかった?」

「最近は良く銃口を向けられるな・・・いえ、見ませんでしたが、どうかしたんですか?」

「一緒にいたのにはぐれちゃったの・・・あ、私はクレア、特殊部隊にいた兄を探しに来たの」

兄を探す為に地獄に挑む勇敢な女子大生、クレア=レッドフィールド



「っの!!・・・何だあの化物は、幾ら攻撃しても堪えないし動きが速過ぎる・・・戦闘用として創られた個体か? あ、大丈夫ですか?」

「ええ、有難う大丈夫よ、助けてくれて有難う。貴方、日本人? 刀を振り回してなんかサムライみたいね」

「何時かは言われると思ってましたよ其れ、交換留学生です。ラクーン・ハイスクールで短期留学する予定だったんですが・・・先生がゾンビになってちゃ勉強も糞も無いですね」

「本当ね・・・私はジル。警察特殊部隊『S.T.A.R.S』隊員よ、宜しくね」

巨大企業に畏れず立ち向かう勇士の一人、ジル・バレンタイン



「うぉっと。美人を期待したんだが助けてみりゃあガキかよ。ま、仕事だからしゃあねえか、オイ大丈夫か」

「ええ大丈夫です、美人でスタイルの良いブロンド美人じゃなくて申し訳ありませんね!!」

「其処まで言ってねえよ。其の元気なら問題なさそうだな、歩けるか?」

「何とか、貴方は・・・其のマーク、アンブレラ!?」

「そ、俺は企業に飼われた狗よ、なんならワンって鳴いて見せようか? さっきも言われたけど俺達には上が何してようが如何しようも出来ないんだよ」

「いえ、失礼しました。何にせよ助けてくれて有難う御座います、貴方は?」

「俺か? カルロスってんだ。詳しい自己紹介は後だ、さっさとこんな糞溜め抜け出そうぜ」

インディオの血をひきし熱き闘士、カルロス=オリヴィエラ



「逃げなさい、貴方では此れに勝てない」

「不真面目な俺でも人を放って逃げるほど駄目な生き方は出来ませんね、それに戦力は少ないより多い方がマシでしょう」

「そうね、なら無理はしないように、行くわよ!」

「えっと、名前くらい聞いて良いですか」

「・・・アリス、呼ぶならそう呼んで」

記憶を取り戻した裏切りの元アンブレラ特殊工作員、アリス



そして・・・



「なんで俺なんかが留学なんか・・・面倒臭いから不真面目に生きて来たのに・・・」

「・・・何だよ此処、なんなんだよ!!」

「不真面目に生きて来た俺だけど、子供の頃から欠かさなかった事がある。それは剣術の修練だ」

「俺の名前ですか? 不真面目に生きる男、寛和 涼二、其れが俺の名前っぽいです」

災いの死都に送り込まれた不運なる高校生、寛和 涼二かんな りょうじ



これらの鎖が絡み合い解け、物語は進んで行く、破滅の時間へ向かって



明かされる真実、更に深まる謎、涼二に隠された其れとは?



「エイダ,其れはどういう意味だ? 涼二のせいで危険が増す? どういう事だ、答えろ!」

「さあ? なんにしろ忠告はしたわよ、貴方ももう少し賢く生きなさいね」



「おいおい止めろニコライ!! こいつは生存者で感染して無いんだぞ!! 殺す必要が何処にあるんだ!」

「・・・存在自体が危険、理由はそれだけで十分だ・・・」



謎は時の流れと共に解き明かされる、其処に意思がある限り



「・・・此れが・・・真実・・・」

「涼二・・・」

「そんなに・・・そんなに俺の事が憎いか、存在が邪魔か義母さん!!!」

「涼二!! 奴が、奴が来るぞ、逃げろ!!」




少年よ、生き残りたくば




「逃げる? 逃げてどうなるんだ」




武器を取り、戦え




「俺は戦う、そして生きて帰るんだ!! 家へ!!!」




史上最悪の生物災害から抜け出せ







運命さだめに反逆せよ




「RYOOOOOOOOOOOZIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII」

「おあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」




後書きかと


どうも、たまにはエヴァから離れようかと人気アクションゲーム「バイオハザード」シリーズを中心に映画ネタ、オリジナルキャラを絡めて書いて行こうかと思います

簡単に言いますと、オリジナル主人公寛和 涼二が交換留学生として送られた地はラクーン・シティ、それもあの地獄のど真ん中に匹敵する状態になってからだった

己の身を守る術は子供の頃からただ1つ欠かさなかった剣術だけ、武器を鉄パイプ、装飾剣、日本刀と変えながら彼は死人を狩って行く

出会う心強い味方に、彼を敵視する者、そして最悪の敵達、G、「追跡者」

そして彼は知る、己が此処に送り込まれたのはとある人物の謀略のせいだと

絶望するな前を見ろ、後ろを振り返るな今だけは、戦え、生き残りたくば

燃えるストーリーですね、上手く行けばですけど(汗。出て来る作品としてはバイオハザード1,2,3に映画ですか、映画はU未だ見てないのでソロソロ見たいと思っています

ただし、上の予告編を見る限りではオールキャストのようですがそうでもありません、話はほぼ二つに別れます

1つは2を重要視した物、もう1つは3、映画を重視した物、当然登場人物に変化が起きます。1は・・・流石に無理ですね

其処で登場するのが3で登場したシステム「ライブセレクション」、複数の選択肢の中から読者の皆さんが投票して話が進んで行くシステムです

クレア達と共にGに挑むか、ジル達と協力しながら「追跡者」の追撃を振り切るか・・・全ては読者の皆さんに掛かっています

と、言った感じのを書きたいのですが如何でしょう、当然、皆さんから投票なければ進まないし、放置されるとそのままになりそうで怖いなあ、「読んで見たい」と言う方がいましたら是非、何らかのリアクションを下さい、待ってます

それでは今日はこのへんで、では


読んだ後は是非感想を!! 貴方の一言が作者を育て、また奮起させます


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