鬼畜魔王ランス伝

   第17話 「カスケード・バウの決闘」

 美樹が開始を告げると同時にホーネット軍から魔法攻撃が飛ぶ。更に、作戦通りに100体ずつの小部隊を2000作って散開していく。
「ちっ、面倒な。一気に撃滅されるのを避けようって魂胆だな。」
 最初の100体の魔物が斬り込んでくる。すれ違いざまに一撃しただけで通り過ぎ、次の部隊に譲る。次の部隊が到着するまでは魔法の支援攻撃がランスの足を止める。そしてまた、次の部隊が斬り込む……と間断無く攻撃が続く。一度すれ違う毎に十数体の魔物を仕留めるが、普通の戦士では……いや、普通でない戦士でも長時間は持たないだろう。とてもじゃないが、気力が続かない。
「がははは。まだまだだな(いい作戦だ。俺様でなけりゃヤバかったな)。」
 だが、ランスは息切れする事もなく第一波の1万をしのいだ。表情には余裕の笑みまで浮かべている。
「サテラのガーディアンの威力を思い知れっ! ファイヤーレーザー!!」
 2000体の強化ガーディアンがランス一人に攻撃を集中する。しかも、2000体が一糸乱れず詠唱した魔法は、ランスといえども無視できない威力を発揮した。
「うおっ、サテラの奴、無茶やりやがる。」
 闘気と魔力を纏わせた木刀で魔法攻撃をいなしながら、ランスは少々の違和感に苦しんだ。まだ防御には余裕はあるものの、反撃のために攻撃魔法の詠唱ができるほどの余裕がないのだ。
『おかしい。これくらいの攻撃だったら捌きながら反撃できるはずなんだが。』
 さらに別方向からナギのライトニングレーザー、ホーネットのライトボム、サイゼル・ハウゼル姉妹の仲良しビーム……と、長距離攻撃がここぞと襲いかかってくる。大規模魔法がないのは数で押す方針らしい事を伺わせる。
 直撃こそ受けないものの、魔法を捌くだけでせいいっぱいのランスは、自分の手元を見てある事に気が付いた。
『そうか、シィルか。あいつが防御魔法を維持してやがらないからか。まあいい、それならそれで対処法はある。』
 ランスは刀身のみに展開していた耐魔結界を全身用にした上、木刀には別の魔力を纏わせた。次の瞬間、ガーディアン部隊の放ったファイヤーレーザーは木刀で乱反射させられて数個部隊を瞬く間に焼却した。更に、偽エンジェルナイト部隊5000体の攻撃でガーディアンが壊滅した他、攻撃魔法が反射されたせいで2万もの損害が出た。僅か3分で。
 長距離攻撃だけでは損害が大きいと判断したホーネット軍は、再び当初の車懸りの戦法に戻る。だが、それはランスの思惑通りの結果だった。
『ふ〜う。あと5分やられてたら、さすがの俺様でもピンチだったぜ。だが!』
 先頭の魔物の頭を木刀で割り、次の魔物の胴に左腕を突き刺す。更に、続けて木刀を横薙ぎして3頭の魔物の首を飛ばす。練り込まれた闘気を纏った木刀は伝説の魔剣もかくやという切れ味を見せる。
『ちっ。余計に疲れる。……折る訳にもいかんしな。』
 いつもはランスの魔力をシィルの魔力と併せて収束して切れ味を増しているので、敵を斬るのにいつも以上に力がかかるのだ。当然ながら余計に疲れる事になる。が……
「がははは。いくらでも来いっ!」
 それは、心からの声である。何故なら、疲れる以上の活力を斬り殺した相手から補給しているからだ。いわゆるエナジードレインの応用である。それは、ランスがケイブリス軍を一人で斬り破れた理由でもある。

 さらに2万5千の魔物がランスに斬られた。ランスが疲労する様子はなく、状況の異様さを醸し出している。
「おかしい……。いくら魔王様と云えど、こうも休み無しで戦えば疲労するはず……。」
「ホーネット様!」
「なに、シルキィ。」
「奴が殺した我が軍の兵士が……生気を抜かれてます!」
「どういう事?」
「はい。普通なら殺されれば自然に拡散して消えるはずの生気が、一気に抜かれた形跡があるんです。」
 シルキィも吸血鬼の能力を持つ魔人なので気付いたのであろう。
「何ですって? そうするとどうなるの?」
「疲労なんてする訳がありません。相手から元気を奪い取っているんですから。」
「え! ……まずいわ、みんなを下げないと。一般兵での接近戦は無益です。」
「わかりました。急いで連絡します。」
「頼みましたよシルキィ。私はその間魔王様を足止めします。」
「そんな……ホーネット様……」
「急いで下さい。一人では長くは持ちません。」

 その頃、前線ではガルティアとランスが戦っていた。ガルティア直属のモンスター兵である“くいもん”はガルティアが山のように食べる食料を原材料にして胃袋の中にいる3体の使徒が生成する2足歩行する白い肌の爬虫類にも似た特殊なモンスターである。“それ”が口から吐き出され、かりそめの生命を得て動き出す図はなかなかに気持ちが悪い。それが実に2000体も出て来てランスを包囲攻撃していた。
「えーい、気色悪いわ! ランスアタック!」
 一撃で600体が吹っ飛ぶが、それでもまだまだしつこくまとわりついて来る“くいもん”にランスは辟易した。
「ちっ、可愛い女の子にまとわりつかれるのは大歓迎だが、何が悲しゅうて野郎の口から出たゲテモンの相手せにゃならんのだ。ん……。」
<ガッキィィィィィン>
 ジャンプ一番、大上段から振りかぶったガルティアの大偃月刀が、ランスが瞬時に頭上に構えた手甲で受け止められる。
「ちっ、ゲテモノ怪人かと思ったら結構やりやがる。」
 と言いながら放たれた蹴りはバッチリ鳩尾にヒットした。着地直前の上、武器が相手に受け止められていたガルティアはたまらず気絶させられた。……鎧付属の鉄靴の先端部の尖った個所で蹴られたのは、木刀で殴られるより痛いかもしれない。
 とにかく、ガルティアが戦闘不能になった途端、“くいもん”も全て地面に倒れ伏して動かなくなる。
「ふう。疲れる奴だったぜ。おおっ。」
 ホーネット軍が包囲陣を広げ、その中から何人かが出て来る。ホーネットを筆頭とした魔人たちだ。後方支援部隊からの魔法攻撃も止まる。どうやらガルティアの奮戦によって退却に必要な時間が稼げたようだ。本当は、その役目はホーネットが自身で担当するつもりだったのだが、介入する余地がなかったのだ。魔法を撃とうにも巻き添えが出かねない密集状態だったので支援さえ難しかった。決して“くいもん”の集団の中に足を踏み入れるのが、あまつさえ肩を並べて戦うのが嫌だった訳では……あるかもしれない。
「おっ、どうした。もう降参か?」
「違います。でも、兵で攻めても無駄ですから。」
「がはははっ。気付きやがったか。さすがはホーネット。」
「いえ、気付いたのはシルキィです。」
「ほほう。ただの怒りっぽい真面目馬鹿じゃなかったんだなあ。」
「何だってーっ!」
「とにかく、ここからは我々魔人が9人で…」
 そこまで言った所で、ホーネットは発言を一部修正する必要ある事に気が付いた。
「……いえ、8人でお相手します。ガルティアを運び出してかまわないでしょうか? 魔王様。」
「おう、かまわんぞ。」

 10分が過ぎる。魔法の連発で息が上がりかけていた連中の呼吸も整い、仕切り直しの体勢が整う。ホーネット軍の兵は、決闘者を挟んで観戦者の反対側の位置に移動する。気絶したままのガルティアもまた。
「さて、そろそろいいか?」
「ええ。では……」
 そこまで言った所で、ホーネットの言葉はメナドに遮られた。
「ホーネットさん! ここはぼくに任せてもらえませんか?」
「え、メナドさん?」
「いいよね、王様。」
「おう。そういや、魔人になってからまだ手合わせしてなかったな。」
「はい、お願いします。……ホーネットさん達は手出ししないで下さいね。」
「わかりましたわ。存分にどうぞ。」
 メナドはホーネット達が距離を置くのを待ってから剣を正眼に構え直した。対するランスは下段の構えだ。
「いくよ、王様! アクセラレーション!」
「おおっ。」
 魔人になる前の2倍の速さの剣捌きを見せるメナドに、ランスは不意を突かれて防戦一方に追い込まれる。だが、受け太刀に徹したランスは危なげが無く、全く防御が崩れる気配がない。
「魔法力による身体能力の増幅か。面白い事やるじゃねえか、メナド。」
 余程の技量差がない限り、いつまでも攻め続けられるものではない。防御が破綻しなければ、息切れした所で攻守所を変えて攻めたてられるのは目に見えて明らかだ。
「このまま押し切る! バイ・ラ・ウェイ!」
「うおっ! いつの間にっ!」
 闘気を纏い更なる加速を加えられたメナドの剣が空中に赤い斬線を描く。並みの戦士なら一太刀たりとも避けられないほどに鋭い斬撃が無数にランスに襲いかかる。みるみるうちにランスの鎧の傷が増えて行く。だが、致命傷だけは受けない。そして、ランスが待っていた一瞬が訪れた。この時とばかりに溜め込んでいた力を解放し、反撃に転じる。
「ちっ、ここだ! ランスアタック!」
 ランスは必殺技ランスアタックをメナドの剣筋の横から叩き付けた。炸裂する闘気の爆発がメナドの手から剣を吹き飛ばす。
「あ……」
「俺様の勝ちだ。」
 木刀がメナドの喉に突きつけられる。カランという乾いた音が剣が遠くに落下した事を教える。
「凄いや、王様。ぼくの…負け……だね。」
「おう。なかなか上達してたが、バイ・ラ・ウェイの剣筋がワンパターンだったな。もうちょっとリックみたいにパターンを崩せるようになるとやっかいだぞ。」
「はいっ、ご教授ありがとうございました。」
 メナドはペコリと頭を下げるとホーネットの方に戻った。
「ごめんなさいホーネットさん。大見得切っておきながら。」
「いいえ。素晴らしい技量でした。では、これからは…」
「私の出番だ。」
 ホーネットの言葉を再度遮って前に出たのはナギだ。腰にある剣を抜いてランスと正対する。
「いくぞ、魔王。」
「おう、来いナギ。」
 剣を抜いて正対する二人が高めるのは、さっきの戦いとは違って魔法力である。剣の間合いには若干遠い間合いで向かい合った二人の第一声は綺麗なユニゾンを奏でた。
「「ライトニングレーザー!!」」
 2本の雷撃は中央で激突してプラズマ爆発を起こした。それを基点として急速に横に回り込んだランスが“炎の矢”を連打する。それに対応してナギが広範囲冷気魔法“氷雪吹雪”で全ての矢を撃ち落とす。ランスは“火爆破”で“氷雪吹雪”の影響を相殺してガードする。更に爆発に紛れてファイヤーレーザーを放つが、それはナギのスノーレーザーで相殺される。ランスが放った“ライトボム”の爆発がナギの剣で両断されて無力化し、ナギの放った“黒の波動”がランスが横に払った木刀で流れが変えられ、逸らされる。
「す…凄い……」
 魔法戦の駆け引きだけでいうならホーネットより上かもしれない。そんな戦いに、いつの間にかギャラリーと化してしまったホーネット派も一般観戦者も固唾を飲んで見入ってしまっている。
 だが、ナギは気付いていた。自分が不利な状況にある事を。段々ランスとの間合いが詰まっている……いや、詰められてきている。剣同士での戦いでは自分に勝ち目はない。
「(このままなら負けるな。では勝負に行かざるをえん)黒色破壊光線!」
「甘えな! 黒色破壊光線!」
 互いの闇魔力が真正面からぶつかり合ってスパークを発する。両者の光線の威力はほぼ互角。中間地点で激しい爆発が起こり、砂埃が吹き上がって視界が遮られる。
「くっ…勝負は?」
 その時、爆発を斬り破ってランスがナギに斬りかかる。だが、それはナギの待っていた瞬間だった。
「黒色破壊光線!」
「くおっ、せいっ!」
 至近距離で放たれた黒い光線をとっさに気を込めた手甲で弾く。そして、呪文詠唱を連続で行った為に動きの止まったナギに木刀が振り下ろされ……寸前で止められた。
「どうだ?」
「私の負けだな、魔王。だが、何故止めた。」
「決まってる。お前を失うのは惜しい。」
 その一撃は上段から垂直に打ち込まれ、鎖骨の上で止まっていた。確かに、良くても腕が使えなくなる。それどころか、ランスの力なら下手をすれば心臓まで届きかねない。
「おー、痛っ。」
 軽く左手を振ると血が飛ぶ……毛細血管が切れたのかもしれない。だが、いちおう動く事にランスは満足した。
「お前は“自分独自の技”が足りない。せっかく技量が上がったんなら一つは身に付けとけ。」
「それで、魔想の娘に勝てるか?」
「ああ、魔法戦闘ではな。……アッチの方はまだまだだぞ。」
「くっ……努力する。」
 僅かに紅潮したナギの顔を染めさせたのは、果たして照れか怒りか。分かるのは本人以外にいないだろう。……もしかしたら本人にも分かってないかもしれないが。

「そろそろ私達の出番ですね。」
「そうだな、邪魔をした。」
「いえ、魔王様に手傷まで負わせてくれるとは期待以上です。」
「じゃ、ぼくたちはこれでっ。」
 メナドとナギはホーネットの兵が観戦している場所まで避難した。
「では、行きます!」
 ホーネットの台詞と共に、彼女の周囲に五色の球体が浮かび上がる。超強力な魔法の増幅器であるこれらの球体の助けを借り、ホーネットは伝説級の使い手と同等の魔力を発揮する。メガラスは自身の魔力を圧縮していつでも必殺技を出せる体勢を取り、サイゼルとハウゼルは魔王から若干離れた位置に移動する。
 シルキィが乗る愛キメラ、リトルの腕の一振りが戦闘開始の号砲代わりとなった。サテラがシーザーの肩に乗って攻撃する。この時のシーザーはサテラの魔力を纏っているため魔人にも有効な戦力となる。
「ちっ、いつの間に。やっかいな技覚えやがって。」
 さらに、ハウゼルのファイヤーレーザー&サイゼルのスノーレーザーがランスに襲いかかる。だが、ランスは器用にも片腕で4人が放つ全ての攻撃を危なげなく捌いている。
「小技では、あの防御は崩せませんね。それなら!」
 ホーネットが呪文の構成を開始する。それに伴ってホーネットを囲んで回る5色の球体が激しく明滅を始める。
 そして、ホーネットが待っていた瞬間……シルキィもサテラもランスから離れて体勢を整えている瞬間が訪れた。その機を逃さず、呪文を完成させる。ホーネットにとっても最強魔法の一つを。
「五色の宝珠の導きに従い出でよ!……究極破壊光線!!」
 五色の宝珠から伸びた五色の光線が螺旋状に絡み合い、遂には1本の虹色の光線となりランスに向かう。だが、ランスはこれを迎え撃った。ありったけの闘気を刀身に集め放つその技は…… 
「うぉぉおお! 鬼畜アタック!!」
 双方の技のぶつかり合いは、超巨大な爆発を生み出した。そして、見物人の全てに
『こんなことなら“死の大地”でやってもらえば良かった……』
 と後悔させたのである。爆風でシルキィとサテラはリタイア。サイゼルとハウゼルも吹き飛ばされて墜落した。ホーネットとランスは反動と爆風で立っているのもやっと。そして、メガラスは……このタイミングで“ハイスピード”を発動、魔王に向かって超音速での体当たりを敢行する!
 ……が、無茶な技のせいで折れ飛んだ木刀の破片に自ら突っ込むはめとなった。その破片自体はギリギリで回避したが、これがメガラスにとって致命的な事態を招いた。
「ライトニングレーザー!」
 そう。魔王に対処する暇を与えてしまったのである。無理な体勢で回避せざるを得なかったメガラスは、この魔法攻撃に対応できず撃墜された。
 ようやく体勢を立て直したホーネットは、一足先に体勢を立て直して迫ってきたランスの斬撃を何とか受け流した。木刀の残骸から伸びる気光を放つ刀身が、今まで以上に凄みを剥き出しにしている。
「くっ。」
 何合か激しい打ち合いが続く。一見、互角に見えるがホーネットの剣は細身。細身の剣では不利な展開である。ホーネットの剣にも気が込められているので受け流せているが、そうでなければ一合すら剣を流す事は出来ず致命傷を負っていただろう。
「炎の矢!」
「氷の矢!」
 不利な状況を打開するべく牽制で撃った炎の矢は、あっさり相殺された。更に、のしをつけて返される。
「ファイヤーレーザー!」
「くぅっ」
 とっさに身を捻って避けるが、僅かに隙を作ってしまう。そこに容赦無く攻撃が来る。
「ランスアタック!」
 敢えて直撃を避けているのか、技自体はホーネットの傍らに振り下ろされたが、そこで炸裂した闘気はホーネットの全身を打ち据え、吹き飛ばした。
 ホーネットの喉元に剣が突き付けられる。魔王の剣……気の刃だ。
「勝負あったな、がはははは。」
「はい、私の負け……です。」

 余談ではあるが、今回の爆発は魔法力同士のという同種の力のぶつかり合いでなかった事が幸いして、カスケード・バウに“死の灰”が降る事だけは避けられたのだった。

 だが、戦場の片隅である異変が起きていた事を知るものは、まだいない。


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 強いぞメナド。強いぞナギ。そして……不憫よのうメガラス。結構いいタイミングだったんだけど、運がなかったな(筆者のせいともいう(笑))。
 筆者にも意外な健闘をしたのがガルティア。当初ホーネット様が時間稼ぎに参加する予定だったんだけど、独りで何とかしたので文章を手直しするはめに……。
 あと、くいもんの解釈は独自の解釈です。本当の所はどうだか知りません。この解釈だと、ゲーム本編では食い足りないのが味方にした時に部下がいない原因です。でも、そうすると何Gold分食わせると部隊編成が出来るんだろ(笑)。
 今回はシィルとフェリス抜きなんで戦力差が埋まっていい勝負になってます。
 あと、ランスとナギの黒色破壊光線同士の激突で“死の大地”が出来てないのは、互いに2撃目を意識して1発目のパワーをセーブしてたせいです。どっちかが全力投入してたら相手にかわされて致命的な隙をさらしてたでしょうからね。
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読んだ後は是非感想を!! 貴方の一言が作者を育て、また奮起させます


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