警告!!
 
        この物語には 読者に不快感を与える要素が含まれています!
          読んで気分を害された方は、直ちに撤退してください!
 
 
 
この物語はフィクションであり、現実に存在する全ての人物・団体・事件・民族・理念・思想・宗教・学問等とは一切関係ありません。
現実と虚構の区別がつかない人は、以下の文を読まずに直ちに撤退してください。
 
この物語は 十八歳未満の読者には不適切な内容及び表現が含まれています。何かの間違いでこの文を読んでいる十八歳未満の方は、直ちに撤退してください。
 
なお、エロス描写に関して峯田はど素人です。未熟拙劣をお許しください。
 
ジャンル的には 現代・ファンタジー・アイテム・鬼畜・微弱電波・近親・ロリ・洗脳・孕ませ・ハーレム ものではないかと思われます。
以上の属性に拒絶反応が出る方は、お読みにならないことをお勧めします。
 
作品中に 所々寒いギャグが含まれておりますが、峯田作品の仕様であります。ご勘弁ください。
基本的に 爽やかさとは無縁の内容となっております。主人公は腐れ外道です。これまた峯田作品の仕様でありますので、ご勘弁ください。 
 
この物語は T.C様 【ラグナロック】様 難でも家様 きのとはじめ氏 のご支援ご協力を受けて完成いたしました。感謝いたします。
 
 

 
 
 
                『ソウルブリーダー 〜無免許版〜 その14』
 
 
 
 
 
よく知られている話だが‥ 家鴨の雛は孵化した後に初めて見たものを、親だと思い込んでしまう。
 
それがたとえ人間などの違う種族でも、風船などの非生物でも‥ 初めて見てしまったものを親だと刷り込まれてしまった雛は、もう他の存在を親だと認識することはない。
一生そのままだ。
 
 
人間の場合はそこまで極端ではない。
人間の知能は、本能以外の要素(理性とか知性とか呼ばれるもの)が強いので、そこまで極端にはならない。
 
腐っても万物の霊長だからな。自称だけど。
 
 
だが 最初に触れた一品が、その類似物への印象に大きな影響を与えてしまう事は間違いない。
 
まあ、同じジャンルの物なのに受ける印象が違うものは結構ある。
早い話、初めて遊んだRPGが『星をみる○と』の奴と『ドラク○V』の奴の場合、受ける印象は大きく違うだろう。
 
 
何が言いたいかとゆうと、何事も初体験が大事なのじゃよ。
 
胸躍らせて迎える初めての体験が、見るも無惨な失敗に終わってしまったら‥悲劇だ。哀しすぎる。
そんな事態を避ける為にも、落ち着いて行動しなくては。
落ち着け。慎重かつ巧妙な技と手管で処女を蕩かす為に、まずは落ち着くのだ。俺よ。
 
 
 
俺の名は与渡大輔。17歳。
つい最近超常の力に目覚めた、愛の使者だ。少なくとも約一名‥隣に座っている娘さんにとっては。
 
 
で、約一名こと 薄着状態で俺と密着しつつ、ベッドの端に横座りしている大柄な女の子が町村朔夜(まちむらさくや)。
文武両道に秀でた才女であり、俺の幼馴染みに近い立場にある口下手の恥ずかしがり屋さんだ。
性格は常に前向きで建設的。善良で誠実な気質の医者の卵でもあるのだが‥ つい先程 どじっ娘属性持ち とゆー意外な一面が発覚していたりする。
 
 
なんか こう言うと凄く可愛い女の子に聞こえるよなぁ‥。
 
いや、朔夜は本当に可愛いですよ? うん。
容姿も相当なものだし、性格も犬派なら好みに合うだろう。俺は猫も好きだけど、敢えてどちらかをと言われれば犬を選ぶ人なんだよな。
 
 
ただ、なんと言うかその、朔夜はいわゆる 痛い娘さん でのー。 
痛い女と言っても包丁系や毒物系や電波系などの危険人物ではなく、少々言動が危ないだけで実害は全くないのじゃが‥ とにかく疲れる奴なのだ。
 
まあ、朔夜になら疲れさせられても良いかな などと思うので問題無しだ。
 
 
え? そうですよ。のろけです。
今の俺はらぶらぶモードで脳味噌が溶けかけている。自分でも少しおかしくなってる事が分かるぐらいにな。だからのろけ話も平気なのだ。
 
愛の超人として覚醒したこの身に不可能はない。
大概の奇跡なら今直ぐにでも顕現できそうだ。そこいらに湧いてる新興似非宗教の超能力教祖どもがスクラム組んで襲ってきても、鼻息一つで吹き飛ばせる確信がある。
 
おおっと、精神安定剤の注射はまだ要らないぞ。注射針の付いた尻尾を引っ込めやがれ其処の最下級悪魔。
ああそうさ。誇大妄想だと、自分でも分かっているよ。
 
 
俺の後ろで腕を組み壁にもたれ掛かっている筋肉ダルマな全身黒タイツ野郎は、俺の後頭部まで伸ばしていた棘付き尻尾を縮めて、元の位置に戻した。
 
掃除機の電源コードみたいに伸び縮みする注射機能付き尻尾を持つ、この怪人。コイツの名はサタえもん。魔界からやって来た本物の悪魔だ。
色々あって、今は俺の使い悪魔兼トレーナーをやっている。
 
 
 
で、先程からの調子に乗りまくった独白だが‥ まあ寝言だと思って聞き流してくれ。
俺は病気なんだ。主に精神的な意味で。
 
自我の宇宙的規模な拡大と誇大妄想に多幸感。サタえもん曰く、魔術を囓った人間がよく罹る病気なのだとか。
 
まあ、麻疹(はしか)のようなものだそうだ。
つまり丈夫な心身に恵まれ良好な環境に在る者ならばこの病気に罹っても、必要充分にして過不足ない栄養を取って安静にしていれば いずれ快復する。
逆に言うとトラウマまみれの歪でいじけた心の持ち主がこの病気に掛かり、最悪な人間関係の中で殺伐とした日々を過ごしていると 手遅れになる。
 
で、手遅れになった奴の末路が、魔界に住んでいる人間族なのだ。
魔術を乱用して好き放題のあげく、遂に悪魔との取り引きに手を出して破滅する悪の魔術師 とゆーのはオカルト物語の定番ではあるが‥ 
契約が切れて悪魔に連れ去られた奴は、働かされるか売り捌かれるかして借金返済する羽目になる訳だ。
 
魔界では現世と違い、魂が契約で縛られているので借金を苦に自殺は出来ない。
とゆうか自殺しても意味がないのじゃよ。魂になってもそのままこき使われ続けられるだけだからな。
 
やはり悪魔と関わるとろくな結果にならんなー。悪魔と契約の類はしないに越したことはないな。うむ。
爺さんみたいに、契約無効な書類にならサインしてやっても良いが。
 
 
悪魔と‥サタえもんと縁を切るつもりは無い。
なんだかんだ言って、コイツのお陰で俺と俺の妻たちが幸せになれた訳だしな。
 
もしも黒タイツ悪魔が来た日に、支配したことに満足して魔界へ追い払っていたとしたら‥ 俺は今でも朔夜を邪険にしているだろう。
そして朔夜は、そんな俺の近くに居られるだけで満足して日々を送っている筈だ。
 
 
もう、自分の馬鹿さ加減に眩暈がしてくる。
 
机の引き出しにタイムマシンがあったら、一週間前の俺をぶん殴りに行きたいぐらいだ。殴った後は小一時間と言わず半日くらい説教してやりたい。
こんな可愛い娘さんを構ってやらないなんて‥ 馬鹿や低能では罵倒表現が追い付かんわい。
 
 
もしあの日、俺が悪魔の‥正確には魔界アイテムの‥力を欲しがらなかったとしたら、朔夜が横に居る筈がない。
当然ながら俺が朔夜の乳を揉むこともないし、朔夜が揉まれながら快感と羞恥に息を弾ませることもない。
 
そう、俺は先程から朔夜の胸を揉み倒しているのだ。
 
男物コットンシャツのボタンを一番下だけ残して外して、ブラジャーの留め金を外し、空いた隙間に下から手を差し込んで、揉む。優しく、そして執拗に揉む。
張り詰めてるくせに柔らかくてすべすべ手触りな双丘を、思う存分こねくり回しているのだ。
 
 
ただ単に楽しんでいる訳ではない。
肉球の感触だけでなく、喘いでいる表情や慣れぬ快感にうろたえつつも俺を信じて身を任せている心の動きなど、楽しめる要素は幾らでもあるが それだけではいかん。
 
この胸は、俺と朔夜が楽しむ為だけにある訳じゃない。
何よりもまず、朔夜が産んでくれる俺と朔夜の子供の為にあるんだ。
だから触り心地とか感度とかよりも、乳(ミルク)が良く出るかどうかの方が重要だ。
 
そうゆう訳で、俺は魔力を使い朔夜の胸を改造している。
現時点でも 大きさ・量感・質感・色合い・手触り・揉み心地・感度・丈夫さといった要素全てにおいて水準点を上回り、幾つかの項目ではそれ以上の高みにある朔夜の乳房だが‥これを更に優れものにすべく魔力を注ぎ込んでいるのだ。
三つ子を産んでも大丈夫なくらい、良い母乳がたっぷり出る乳房であって欲しい。
 
男にとって女の乳は最高の玩具だが、赤子にとって母の乳は絶対の必需品。命の糧そのものだ。どちらを優先すべきか言うまでもない。
 
 
「ハニー、もっと僕の胸を弄って‥ ハニーの赤ちゃんの為に、僕の胸を改造しておくれ」
 
ああ、分かっているよ朔夜。粉ミルク要らずの良‥いや宝乳にしてやるから、気持ちよくなるんだぞ。
お前が気持ちよくなれば成る程、改造が進むんだからな。
 
嘘じゃない。この改造には朔夜の魔力も使っているからだ。
サタえもん曰く、子作りを始め性行為とはそのまんまで魔術であり、この胸揉みも互いの欲求と快楽を魔力に転換する性魔術の一つなのだそうだ。
 
 
「支配者よ。無理に指を重ねようとするな。二本でも十分に効く」
 
分かった。焦らず急がずじっくりと、だな。
 
今、俺は手の平からではなく、指先から魔力を放出している。指先から細く絞り込んだ魔力のビームを朔夜の乳に突き入れ、内部で交差させて焦点となる部分だけを改造しているのだ。
皮膚から面で放射する魔力では出来る事が限られるが、放射する部位や形を工夫すれば俺の拙い制御力でも技の引き出しが広がる訳じゃよ。
 
 
 
まあ、こんな感じでサタえもんの指導を受けつつ、俺は朔夜といちゃつきながら人体改造しているのだ。夕方の続きをしているともゆう。
夕方との違いは、改造していることを朔夜も理解し協力してくれてることだな。
本音で言えば獣と化して押し倒してしまいたいのだが‥ここが我慢のし所だ。多分。
 
 
 
 
 
胸の改造が一段落ついた所で愛撫も中断、朔夜の服を脱がしてやる。
何しろ濡れやすいうえに愛液が多い体質なので、早めに脱がしてあげないと下着がずぶ濡れになってしまうのじゃよ。
 
恥ずかしい蜜で濡れそぼったショーツは、男にとってみれば愛撫が成功した証なのだが‥ 女の方からすれば、かなり気持ち悪いものなのだ。
嘘だと思うなら、生暖かいミルクセーキに漬け込んだブリーフを穿いてみてくれ。ボクサーパンツでも可。
 
だから早めに脱がしてあげないと。せっかくの勝負パンツがドロドロになるのも何だし。
 
 
 
‥‥むう。それにしても、このマンボウの縫いぐるみ(たしか左之助くん)邪魔じゃのう。
勉強机の下にでも押し込んでおくか。むぎゅっむぎゅっ とな。これで良し。
 
 
ちなみに朔夜的勝負下着と思われる、本日の初夜に向けて着用された代物は白に近い淡いピンクの上下セット。
色気よりも清潔さと合理主義を感じさせる、動きやすそうな下着だ。どことなくナース服を連想してしまう。
まあ、朔夜らしいと言えば朔夜らしい。
 
時間と忍耐力に余裕があれば自分で脱いで貰うのだが、最後まで見届ける自信など無いのでやめておく。途中で押し倒してしまうこと請け合いだ。
 
朔夜にストリップして貰うと、とても楽しいだろう。
だが恥ずかしがる女の子をリードしつつ脱がせる事だって、大いに嬉しいものなのだ。
 
 
 
綺麗だよ、朔夜。
 
どう表現したら良いものか。
固く目を閉じ、俺のベッドに仰向けで寝そべる朔夜の裸身は、本当に綺麗だった。
 
水準点の遙か上を行く美貌。
どうやって鍛えたのか想像もつかない程に素晴らしい身体。
一途で健気で、取り扱いに困るくらい純粋な心。
 
元から相当な美少女なのだが、初夜を迎えて火照る身心は初々しくも艶めかしい色気に満ちていて‥ 御馳走の山よりも魅力的だ。
 
 
羞恥に染まる頬。緊張に固まる手足。
だが期待に震える鼓動は、暖かい滴を秘密の谷間から滾々と湧き出させている。
 
嗚呼、処女って良いですなあ!
と、思わず拳を握りしめて青年の主張をぶち上げたくなってきた。
 
そう、処女(おとめ)は良い。
何が良いかとゆーと 穢れを知らぬから ではなく、妄想にまみれているから良いのだ。
性に目覚めてから数年あるいは十数年かけて、悶々と溜め込まれたものがあるから良いのだ。
 
 
世の中には 処女性など意味がない とか まして男の初めてになど価値はない とゆう意見がある。
甚だしきは 初めての女は面倒くさい などと言い出す奴までいる。
 
無論、自称モテモテ君によるその手の見解は間違いだ。
処女には価値がある。
少なくとも、何年も掛けて溜め込まれた期待や欲望や情念が一旦現実によって清算されるとゆう事には、十分に意味がある。
 
初体験は大事なのだ。
 
初体験は、初めて体験する者にとっては一大事。大切なイベントなのだ。誰でも初陣は怖いものじゃよ。
少なくとも処女や童貞にとっては、初体験は大事だ。
処女性は、本人にとっては意味がある。
 
つまり、処女の相手は面倒くさいとか詰まらないとか言う奴は、相手の女をちっとも大事に思っちゃいないのだ。
これから抱く女が可愛い奴なら、大事な人の初めての相手になる自覚が有る奴なら、細心の注意を払い誠心誠意を込めて事に臨む筈だ。
 
断言しよう。
処女を抱くのが面倒くさいとか言う奴は、好きでもない女を精液の排泄の為に使う屑野郎だ。
他者を理不尽に傷つける事で強さを示そうとするチンピラや、明かり代わりに札束燃やして悦に入る成金と同じ人種だ。
 
言い寄る女をちり紙のように扱うことで、虚栄心を満たしているんだからな。
 
 
好きな女を抱くことを面倒だと思う男なんているもんか。
逆に言えば面倒だと思う時点で、その女は其奴にとって大事な存在ではないのだ。
 
僻みじゃないよ。うん。
妬みは入ってるかもしれんが。
 
 
何が言いたいかと言えば‥ 俺が抱く女は全員分け隔てなく、俺にとって大事な女なのじゃよ。
処女か非処女かに関わりなく、俺が抱くのは一生掛けて守り通す女だけだ。
独占しておく価値もない女に手を出すほど、ハーレム持ちは暇ではない。
 
 
 
 
 
素っ裸に剥いた朔夜の裸身を、隅々まで鑑賞する。うむ、眼福眼福。
 
「ハニー‥ そんなに、見ないで」
 
朔夜は目を瞑ったままだが、息が当たる場所で俺が何処を見ているのか分かったようだ。
いやまあ、股間の茂みから数センチの所で鼻息荒くしていたら誰でも分かるか。
 
「僕、毛深いから恥ずかしいんだ」
 
朔夜は体毛が多いことを気にしているようだが‥ 色白な肌とセットなんだから仕方ないと思うんじゃがのー。
まぁ、コンプレックスってのは理屈ではないけど。
俺的にはきちんと手入れしてあれば問題なし。毛深い女は情が深いとゆうしな。
 
「ぁ‥」
 
触り心地ちも良いし。
見られる事がそんなに恥ずかしいなら、触ることにしよう。
 
 
 
 
 
 
女の子が感じる場所、いわゆる性感帯は色々とあるのだが大雑把に言えば、急所は全部性感帯だと言って良い。
正中線(人体模型で言うと皮膚の有る側と無い側の境界線)には唇・顎・喉・胸骨・臍・会陰部と性感帯がずらずら並んでいる。
 
他にも乳首・鎖骨の窪み・肋骨の横・脇の下・手首・肘の裏など、強く触ると痛い場所はことごとく感じる場所なのだ。痛みと快感は紙一重だからな。
で、それらのうち最大のものが股間にあるわけじゃよ。そう、女の子ならク○トリスだ。
 
 
この○リトリスとゆう器官は非常に敏感なのだ。敏感すぎて乱暴どころか普通に触ることすら許されない。
それこそ爆弾に差し込まれている信管だと思って、慎重に扱うべきだ。
さもないと恋人(ベッドパートナー)から、こっぴどいお仕置きを受けてしまう。そう、四年前の俺のように。
 
逆に 上手く刺激すれば恋人を天国まで吹っ飛ばしてあげれる。
文字通りの爆発的快感で、骨も残らない程に昇天させてあげられるのだ。
 
 
「ぁっ‥ あんっ  は、ハニー‥」
 
親指・人差し指・中指の3本を恥丘の茂みに差し込み、柔毛の感触を楽しみつつ、恥丘の肉を寄せて突起を両側から軽く圧迫すると同時に指先を細かく振るわせて刺激する。
 
 
一本調子の愛撫ではいかん。
予想は裏切るが期待は裏切らない それが気持ちよい愛撫のコツだ。
 
人差し指と親指の腹でク○トリスの根本‥男性器でゆうと棹の部分‥を挟み込み、肉に埋もれている極小サイズの棹部分をしごいてみる。ペ○スとクリト○スは類似器官なので、ある程度まで技術の応用が利くのだ。
 
「‥と とんじゃぅっ  ‥ぼ僕、また飛んじゃうよぅっ」
 
もう少し我慢しなさい。すぐに逝くより限界まで耐えてからの方が良いぞ。
 
 
 
このように 俺の右手は敏感極まりない突起を直接触ることなく、知る限りの指技を駆使して朔夜を可愛がっているのだ。
 
左手は とゆうと朔夜の胸を揉んで触って抓くっている。乳房や乳首だけでなく、臍や首筋や脇の下など他の快感ポイントも攻撃すると効果大だ。
 
 
はあはあと喘ぎながら、朔夜はそれまで大股開きだった長い脚を閉じた。愛液に濡れた内股の肉が、柔らかいくせにはち切れそうに充実した太股が屹立する俺の肉棒を挟み込む。
 
そう、今の俺はベッドに仰向けに寝ている。そして朔夜は俺の上に同じく仰向けになっているのだ。
朔夜の両手はシーツをその下の敷き布団ごと握りしめて、俺の上から転がり落ちないように支えている。
 
俺の肉棒は朔夜の股間に宛われ、閉じた腿に挟まれて、ちょうど素股の形になった。
右手の位置をずらして、左手をその横に と。
これで朔夜の‥女の子最大の急所は、俺の十本の指と肉棒の総攻撃を受けることになる。
 
 
「 ‥くぅっ ぃ‥ぃくぅっ いっちゃ‥  も、もう駄目ぇぇっ!」
 
良し良し、よく我慢した。もう逝って良いからね。
 
両手と三本目の脚を使ったラストスパートを受けて、敏感な可愛らしい突起が収縮する。
そして、朔夜は声にならない悲鳴と共に 本日四回目の絶頂を迎えたのだった。
 
 
背後から抱きしめたまま、逝かせた女の身体から快楽の余波が消え、呼吸が落ちつくまで待つ。
朔夜は大柄な方だし筋肉もそれなりにあるので少々重たいのだが、気になる程でもない。
 
 
 
 
とまあこんな感じで、俺は予告通り朔夜を可愛がっているのだ。
回を重ねるごとにより高い位置で逝かせているので、十回目ぐらいにはもっと高いランクで逝けるようになるだろう。
 
勿論、普通はそんな簡単に逝けない。
何ヶ月か‥体質や成熟度合いによっては年単位の時間が掛かる。だが、俺と朔夜は例外なのだ。いろんな意味で。
 
今の俺は 魔力を浴びせることで、ある程度まで他人の身体を操ったり改造したりできる。
しかし、実際に人体を改造することは難しい。
人間には魔力があり 外部からの、つまりは他人の魔力に反発するからだ。
まあ、所詮は昨日今日魔力に目覚めたばかりの素人だ。そうそう上手く行く訳もない。
 
だが朔夜は とゆうか俺と朔夜の組み合わせは別。例外なのだ。
朔夜の決して低くない防御魔力は、俺の魔力と反発しない。
いやむしろ俺の魔力と合わさり、より強力な効果で朔夜の身体を変えていくのじゃよ。
なんとゆうか、有り得ない程に相性が良いのだ。
 
うーむ 由香は最高のベッドパートナーなのだが、朔夜とは違う意味で最良の相方になれそうな予感がする。
互いに異質であるが故の、この一致感とゆうか一体感とゆうか。シンクロとコンビネーションの違いと言えば良いのかな?
 
 
良し。朔夜も落ち着いてきたようなので次の愛撫に移るとしよう。次はどんな風に攻めようかな?
 
 
 
 
 
「固いような柔らかいような、他に類を見ない感触だねえ。‥その割に『起きた陰茎のような』とゆう比喩は一般的ではない。何故なんだろう?」
 
いや俺に問われても困るのですが。
とゆーか、そうしげしげと観察しないでくれ。病院の娘ならこんなもの見慣れているだろうに。
 
「見慣れるほどは見てないよ。この状態の男性器には触ったことがない。‥それに、ハニーのは見るのも初めてだからね」
 
そ、そうか。解った。心ゆくまで見るなり触るなりしてくれ。
 
「うん」
 
嬉しそうに頷き、朔夜は両手で俺の肉棒を包み込む。
 
 
「熱くて元気一杯だね‥ ハニーが僕の為にこんなになってくれて、感激だよ」
 
白く細くしなやかな指で、朔夜はベビーローションまみれの肉棒をやわやわと揉み、感触を楽しんでいる。
技巧的には拙いのだが、それがかえって新鮮だったりする。
正直言って気持ちよい。指先で首のあたりを擦ってもらった愚息が喜びに身震いしてます。
 
 
 
えー 大輔です。朔夜に攻められてます。とゆうか弄られてます。
まあ、自業自得とゆうか同じ事をやり返されているだけなんだがな。
 
 
そう、ほんの一〜二時間前の事だ。
恥ずかしいから明かりを消して欲しい と言う朔夜を「すると何か、朔夜。お前は目隠しして美術館に行くのか? 耳栓して寄席に行くのか? 猿轡して料亭に行くのか?」とか「恥ずかしいから良いんじゃないか! 恥じらいもない女の裸なんぞ誰が見たがるか」とか言い立てて丸め込んだ俺は、天井の照明だけでなく勉強机のスタンド蛍光灯まで使って朔夜の裸身を照らしたのだった。
 
そして 昼間のよーに明るくなった俺のベッドの上で、照らし出された朔夜の裸身をじっくりたっぷりと鑑賞させてもらった。
 
人並み外れた健気さんである朔夜は「顔を伏せるな。目を閉じるな。恥ずかしがる顔を見せてくれ」とゆう、俺の鬼畜な要求にもしっかり応えてくれた。
恥ずかしがりながらも、どんなポーズでも俺の要求するとおりに取ってくれたし、躰をひらいて秘密の部分を見せてくれた。
 
由香の、綺麗な円形の穴があった環状処女膜も可愛かったけど 朔夜の、カーテンの隙間のような垂直状処女膜もこれはこれで可愛いなぁ‥ なんとゆうか、清楚な印象がある。
本物の美少女は内臓までも美しいのじゃよ。うむ。
 
勿論、生まれついてのスケベニンゲンである俺が見るだけで満足できる訳がない。
味覚嗅覚触覚聴覚その他全感覚を使い、思う存分に味わせて貰った。
 
で 俺の知る限りの床技(ベッド・テクニック)と使える限りの魔力を受け止めた朔夜は、想像したこともない快楽に失神してしまった訳だ。
まあ、失神と言っても頭をぶつけたり強烈な精神的衝撃を受けたりした時の、いわゆるブラックアウトとは違う。
 
とても気持ちよくなった時に意識を失い、そのまま寝てしまうことは割とある。
そうゆう意味での失神だ。直ぐに目を覚ましたがな。
 
朔夜が言うには、病院暮らしの影響で体内時計がズレにズレて夜型になってしまっているのだそうだ。
つまり俺と出くわした放課後は朔夜主観では朝であり、夜も深まりつつある今は昼下がりに当たる。
 
そして夜更けになってますます元気になった三人目の我が新妻は「僕もハニーの裸が見たい」と言い出して‥ 断る理由が見つからない俺は言われるままに弄ばれている訳です。
 
えーと 朔夜さん。少々刺激が強すぎです。
 
「痛いの?」
 
いや痛くはありませんがとゆうか気持ちよいですが。
これ以上刺激されると暴発しそうです。
 
「暴発?」
 
つまり精液が出てしまいそうだってことです。
 
「出して」
 
 
‥見たいのですか?
 
「見たい。ハニーが射精するところが見たいよ。見るだけじゃなくて、感触も味わいたい」
 
えーと、つまり?
 
「僕に、ハニーの精液かけて欲しい」
 
思わず「子犬の瞳をきらきらさせながら言う台詞がそれかいっ」と突っ込みそうになったが、止めておく。
また落ち込まれても困るからな。
些細な突っ込みにも一々反応してしまう奴なのだ。朔夜は。
 
しかし‥ 思った以上にえっちさんじゃのうこの娘も。
 
「駄目かい?」
 
いや駄目とは言いませんが。えっちな娘さんは大好きだ。
 
 
 
そんなこんなで、朔夜に射精の瞬間を見せてやることになったのだが‥これはこれで色々注意しないといかんのじゃよ。
精液は意外と危険な物質なのだ。目に入ったりしたら大事だし、髪に付いただけでも始末に困る。
‥‥いかんいかん、妹とのアレやコレを思い出してしまった。
今は朔夜に集中しよう。
由香のお仕置きを具体的に思い出しても凹むだけだし。俺が。
 
 
と ゆー訳で、仰向けに寝た俺の逸物を朔夜に触らせることにした。これなら暴発しても朔夜の手や俺の身体やシーツが汚れるだけで済むからな。
 
済みませんでした。
 
 
予想通り暴発したのだが‥初心者中の初心者である朔夜が、射精のタイミングを見計らってタオルで受け止めるなんて事が出来る訳がない‥ 問題は、俺の中に溜め込まれたものが予想を遙かに超える圧力を持っていた事だ。
 
具体的に言うと、握りしめられていた肉棒から噴出した精が 天井まで届いた のじゃよ。
もちろん自己新記録。
 
うーむ‥ 溜まっていたんだなぁ、俺。
無理もないか。今日は刺激的なイベントが続いていたからなあ。何回もお預けくらったし。
って、朔夜はまだ硬直してるよ。
 
「こ、こんなに凄いなんて‥ 」
 
右手でまだ硬いままの分身を握りしめたままへたり込んでいる朔夜は、左手の平で下腹部を撫でまわして
 
「こんなの受け止めたら 僕、こわれちゃうかも‥」
 
と震えている。初めて目にする人体の驚異に圧倒されているのだ。
 
うーむ なまじ人体構造の知識が豊富な分、精神的ダメージが大きいのだな。
まあ天井がなければ3メートルは確実に飛んだだろうからなあ、先刻の射精は。
もはや人間越えたのかもしれん。俺の下半身。
 
 
 
「支配者よ、魔力を集中させ過ぎだ」
 
部屋の隅でカバー付きの大きな本(何かの雑誌らしい)を読みながら面倒くさそうに解説する黒タイツ悪魔によると‥ 俺が指先や唇などから魔力を放出できるとゆうことは、身体の他の部位からも放出できる訳であり、当然ながら分身からも放出できるのだ。
つまり、この盛大な暴発も我が魔力の片鱗な訳だな。うむ。
 
今の俺は分身から性交中の女体に魔力を送り込んで感度を上げたり受胎確率を上げたりできるのじゃよ。上手く精神集中出来れば、の話だがな。
 
 
 
さて、と。
ウェットティッシュで天井その他の掃除を終えて、気を取り直してもう一度‥といこうとしたのだが。どうも朔夜の様子がおかしい。
抱き寄せた肩から、触れた肌からただならぬ不安と恐れを感じる。
さっきの射精で退かせてしまったかとも思ったのだが、朔夜の恐れは俺よりもむしろ本人に向いているようなのだ。
 
ふむ。いくら朔夜が解りやすい体質とはいえ、お肌の触れ合い(スキンシップ)で解るのはこれくらいか。
ではサタえもん、いっちょスライング(由来捜査)頼む。目標は『朔夜の不安の原因』で。
‥‥ってオイ よく見りゃお前が眺めている画集、俺の秘蔵本じゃねえか。
読むのは構わんが汚すなよ?
 
 
 
へっぽこ悪魔の報告が来るまで、新妻をソフト路線で可愛がることにする。
言っちゃなんだがサタえもんの『スライング』は遅いからな。呪文詠唱も遅いが効果が出るのも遅い。腕が悪いのだろう、多分。
 
 
さて、信じ難い話だが‥ 朔夜は今日まで逝ったことがなかったらしい。
 
いや、信じ難いとゆうのは言葉の綾であって疑っている訳ではない。朔夜が俺に嘘を言う筈がないからのー。
ちょっと驚いただけだ。
 
良かれ悪しかれ情報化された現代社会に暮らす女子高校生。
百年前なら既に嫁いでいて、一人くらい子供がいてもおかしくない成熟した肉体を持つ、17歳の女の子。
性についての知識も人並み以上に所有している朔夜が自慰の経験すら殆どない‥とゆうのも意外だったが、有り得ない話ではない。
 
とにかく性体験とゆーのは個人差が大きいからな。
何処かのロリータさんのように、十代(ティーン)にもならない‥十歳は十代ではない‥うちに男の味を憶え、愛欲に溺れ、屈服する喜びに目覚めてしまった早熟な娘さんもいる。
その一方で 二十歳過ぎても初恋すら経験せず、胸の疼きも切なさも知ることなく日々を過ごしている娘さんも居たりするのだ。
 
朔夜の場合 全くないとゆー訳でもなく‥ 誘導尋問の結果判明したのだが、朔夜は抱き枕を俺に見立てて抱きしめることで、寂しい夜をしのいでいたのだとか。
 
なんともまあ、聞いてる方がこっ恥ずかしいですなこん畜生。
 
 
 
一口に絶頂とかオーガスムスとか言っても、実は色々ある。
それこそ朔夜やそれ以下の性体験しか持たない人ならともかく、それなりに体験している人なら、いわゆる『逝く』とゆう状態にも段階がある事を知っている筈だ。
 
仮に 『電流が走るような』『高山の頂上で伸びをしたような』快感がEランクの絶頂だとしよう。
 
そして、その更に上には『目も眩む』『世界が白くなる』『腰が爆発しそうな』快感の炸裂がある。これがDランクだな。
おおっと『融けるような余韻』を忘れていた。
 
逝った後の、腰に広がる甘い痺れ。
初めてDランクの快感を知った時は、俺の分身が融けたんじゃないかと‥ 融けて由香の肉と混ざってくっ付いてしまったんじゃないかと本気で心配してしまった。
 
この痺れは男にとっては一部地域限定発売なのだが、女の子は全国津々浦々全店舗で手に入るのだ。しかも販売期間は男の十倍近い。
 
なにやら羨ましくなってくるが、代わりに毎月やってくるお客さんのことを考えると‥ 俺は男のままで良い気がする。
 
 
いやその、俺は以前から、そう魔力に目覚める前から妹の感じている快楽を把握できるのじゃが‥ 当然ながら痛みも理解できる訳でのー。
人により様々だが、生理とゆうか月経の痛みは 酷い人は、それはもう酷いものなのだ。
 
今は軽くなったが、朔夜にしても由香にしても初めての生理は酷かった。
だって 直接感じる訳ではないけど、俺は触れている相手の苦痛が手に取るように解るんですよ?
 
なんだか今日は元気ないなー と思っていた女の子が突然血を流し始めて、慌てて助け起こしたらお腹に危険信号点滅中。
痛みの質は違うが、嫌さ加減において骨折にも匹敵する痛みでした。まあ、骨折と一言で言っても色々だけど。粉砕骨折は悶絶失神できます‥体験者は語る。
 
 
いわゆる生理痛とゆうものは、体質によって重さが全然違う。
今の由香みたいに殆ど痛みもなく行動に支障の無い娘さんもいれば、寝込んでしまうくらい酷い人もいるのだ。
 
 
 
話を戻そう。
で、朔夜はこれまでEやDランクの絶頂しか知らなかったのだが、本日初めてそれ以上の快感を味わった訳だ。
女の子にとって、Dランク以下の快感は絶頂と呼ぶには値しない。
男でゆうとカテゴリーFな感覚なのだ。
 
 
朔夜がたった今味わった絶頂。仮にCランクとする快感は、一言でゆうと『宙を飛ぶような』『天にも昇るような』感覚だ。
嘘じゃない。本当に飛ぶのじゃよ。
 
絶頂が近づき快楽に躯が高揚するうちに、世界が輝き出す。
これも嘘じゃない。脳神経が刺激されると、情報系の神経信号にノイズが入り視界が白い輝きで埋め立てられるのだ。
そして、白く染まった世界の中で躯が浮き始める。目に見えない、暖かくて柔らかくそれでいて力強いものに取り囲まれ、持ち上げられる幻覚を感じるのだ。
 
波のようなものに‥‥軽くて呼吸できる水とでも喩えるしかないものの波に押し上げられて、昇っていく感覚。
 
思うに、宗教画に描かれる昇天の光景は この感覚が元になっているのではあるまいか。
人間は見たことも聞いたこともないものを想像(イメージ)することは出来んからのう。
絵画にしろ彫刻にしろ、人が創るものは必ず何か手本となるものがある筈なのじゃよ。
 
 
そして、何処まで昇っていくのだろうと不安になった所で、目に見えない波は崩れる。
暖くて柔らかい光の粒に包まれたまま、同じく柔らかくて暖かな水面に飛び込む感触。羽毛の山よりも軽く優しいものの塊に受け止められる、着地の感触。
それがCランクの快楽なのだ。
 
 
まあ、体験したことのない人には解らない感覚だろう。
物の本によると、成熟した大人の女ですらCランクの快楽を知らない人は意外といるそうだ。
男でCランクの快感を知っている奴は、そう多くあるまい。
 
この俺だってほんの数回しかないのじゃよ。由香とゆう最良のパートナーに恵まれた俺でさえな。
 
 
 
 
で、朔夜と乳繰りあいながら悪魔からの報告を待っていた俺の脳裏に、朔夜の不安の元が映像として送りつけられて来たのですが‥ やはり貴女でしたかマイシスター。
 
嗚呼、見える。
我が家の風呂場で兄嫁の背を流している、由香の姿が見える。
 
嗚呼、聞こえる。
由香の自慢げな、微に入り細に入った初体験の惚気話が聞こえる。「女の子のからだはね、好きな人になら何をされても気持ちよくなるよーにできているんだよー」とか「おにいちゃんのせーえきってねぇ、すっごく濃くて熱くて多いんだよー」とか 朔夜の耳元にいらん事を吹き込んでいる妹の声が。
 
 
そう。由香は朔夜に
 
 
 自分は初めてなのに膣出しで逝ってしまった
   ↓ 
 普通はそんなに早く逝けるようにはならない
   ↓
 これは愛の成せる業である 
   ↓
 女は、愛する男に犯されたのなら初めてでも気持ちよくなれる
   ↓
 逆に 抱かれて気持ちよくならないのなら、その女は本当はその男を愛していない
 
 
とゆう爆発的に間違った観念を刷り込んでしまった訳だ。
 
‥‥俺はいったいどうすれば良いのだろうか。
 
 
 
 
まあ、実を言うと選択肢なんてものは無い。
 
俺は朔夜の望みを 全て かなえると決めたのだ。こうなってしまった以上、朔夜を初夜でよがり狂わせてやるしかない。
ただ単に初体験で逝かせるだけなら、サタえもんに催淫毒を注射して貰う+『敏感軟膏』と『痛みを快感に変える薬』の併用 でどうにかなるのだが‥‥ この場合、朔夜が処女喪失の実感(痛み)を感じないと意味がないんだよな。
 
 
上記の由香理論によると 初体験の苦痛の中で、それでも一つになれた喜びに浸れることが愛の証なのだそうだ。
 
つまり挿入時とその直後は死ぬほど痛くて、しばらくすると貫かれ抉られることを快く感じるようになることが正しい処女喪失であり、子宮に熱くて濃い精液を勢い良く注がれることで逝ってしまうことが正しい初性交なのだそうだ。
 
 
ご主人様に射精して貰って逝けない女は愛奴失格 って、エロ漫画の読み過ぎです妹よ。
 
何処の世界にそんな都合の良い反応をする女体が在ると‥‥ あー 由香はそうゆう体質でしたね、そーいえば。
自分の特異体質を人様に押し付けるなよなー。
 
 
 
 
仕方ねぇな。なんとかしてみよう。
痛みは『敏感軟膏』でなんとかするとして‥‥ 問題は朔夜が俺と同時に逝けるかどうかだよな。
人間外にしてしまった由香と同じ事が、生身の朔夜に出来るとは思えない。まるきり不可能でもないかもしれんが、試す気にはなれん。
 
と、ゆー訳でサタえもん何か出せ。アイテムでも魔法でも何でも良いから。
この問題を解決する手段をな。
 
 
「任せろ。この状況に最適の道具がある」
 
そう言って黒タイツ悪魔が自信たっぷりに取り出したアイテムは、見覚えのある首輪とそれに繋げられた鎖のセットだった。
 
 
 
‥‥そりゃ何でも良いとは言ったよ。確かに。
だが出すに事欠いてそれを出すか って、朔夜に首輪と鎖見られてるし!?
 
朔夜は半ば抱き合うように座っている俺の手を、いや手の中に突然現れた魔界アイテムを熱っぽく眺めている。
 
ええと、朔夜さんこれはですね
 
何か言おうとして空っぽの脳内語彙袋を探っていると、朔夜は嬉しそうに頷いて首輪を手に取った。
髪をかき上げ、白い首に首輪をはめる。
 
「これで、僕もハニーの奴隷だね」
 
 
‥‥オーケー。どうやらこの首輪をプレゼントもしくはプレイ小道具の一種と判断したようだ。
しかし本当に嬉しそうだなあ。
初夜から首輪プレイとゆーのもどうかと思うが、こうまで喜ばれると今更外せとは言えんのう。
 
 
で、サタえもん。この鎖がお薦めアイテムなのか?
 
「うむ。首輪の効果を制御及び増幅する道具『主の鎖』だ」
 
黒タイツ悪魔のテレパシー解説によると『奴隷首輪』や『ペット首輪』は、この鎖を付けることで真の効果を発揮する代物なのだそうだ。
 
とゆうか首輪系のアイテムは単独だと壊滅的に使えない。
付けている人間を精神的奴隷や精神的愛玩動物へと変えてしまう効果そのものは絶大だが、首輪単体だと誰か特定の人物を主人と認識させる事ができないからだ。
どんなにお堅い女でも2〜3日もあれば真性の奴隷に変えてしまえるアイテムだが、誰の奴隷になるかは本人の置かれた状況によって決まってしまう。
 
つまり、この首輪はSMプレイにつき合ってくれる仲で、外界と隔離された場所に何日か居てくれる女の子にしか使えないアイテムなのだ。
さもなくば本当に監禁してしまうか。
調教中に誰かが来てしまうと、そいつを主人として認めてしまう危険性があるからのう。
 
 
この鎖を付けていれば、首輪を付けられた者は鎖を持った者を自動的に主人と認めるようになるのだが‥‥ 使いにくい事に変わりはないな。
まさか同好の士と合宿なんて有るが訳ない。余程親しい女の子でもないと首輪なんて付けて貰えんわい。
 
「ん? 気に入ったのを適当に誘拐してくれば良いだろう。支配者よ、昔から若い娘が何日か行方を眩ませることは珍しい事ではない」
 
五月蠅い黙れ。何でそう無計画に犯罪行為を企てやがるんだこのヘボ悪魔め。
 
 
 
で、これの何処が今の状況に会うアイテムなんだ?
 
「そう焦るな支配者よ。この『主の鎖』はな、主人の‥つまり鎖を持つ者の感覚や感情を首輪をはめた者に伝えることができるのだ」
 
 
鎖を持った主人の喜怒哀楽を奴隷に伝えるこの機能は、元々調教用とゆうか主人の嗜好や気風を奴隷やペットに憶えさせるための機能なのだそうだ。主が何を望み何を嫌い何を喜ぶかを教え込む道具な訳だな。
そして この機能をちょいと弄ると主人の感覚を奴隷のものとして錯覚させる事ができるのじゃよ。
 
つまり、朔夜が『奴隷首輪』を付けて俺が『主の鎖』を持った状態で挑めば、朔夜は自分の感覚に加えて俺の快楽と喜びを感じる訳だ。
錯覚させるのであって、そのまま直接に伝えはしない。鎖と首輪の魔力で奴隷には本人の感覚だと思い込ませるのじゃよ。
男と女では臓器の構造が違うから、直に感覚を伝えると脳が存在しない器官からの情報を受けて混乱してしまう。
 
 
1 俺が味わうだろう快感を、鎖の魔力が何倍にも増幅して朔夜に伝える。
2 それに加えて、俺の肉棒から魔力を注ぎ込んで快感を与える
3 更に、サタえもんが催淫毒と脳内麻薬の誘導体を注射して痛み止め代わりにする。
4 もちろん挿入の直前まで、朔夜の処女穴に『敏感軟膏』を塗り込んでからたっぷり愛撫してほぐしておく。
 
『敏感軟膏』の効果で破瓜の苦痛も数倍になってしまうのだが、それは上記した四つの策で緩和する。もちろん挿入直後から治療(ヒーリング)するので、痛みはそう長く続かない筈だ。
 
 
これで朔夜が望んでいると同時に実現できるかどうか恐れている『激しい苦痛に始まって後に快楽を得る初夜』が可能‥になる。多分。
鎖の力で伝えられる俺の射精時の快感と、射精と同時に注ぎ込む俺の魔力の相乗効果。
気絶する程の絶頂は無理としても、はっきり逝ったと感じられる程度なら朔夜の子宮に快楽を届けてやれる筈だ。
 
 
準備完了。
さあ朔夜。続きといこうか。
 
 
「‥ぁうっ」
 
『敏感軟膏』を塗りつけた指を熱く潤んだ割れ目に差し込むと、朔夜はそれだけで軽く逝ってしまった。
小さな突起に、陰唇の両面に、尿道口や膣前庭に何遍も何遍も魔界製の軟膏を塗り込む。そのたびに朔夜は小さく悲鳴を上げ、俺にしがみついて身を震わせる。
 
ぬちょり とゆう感じで股を弄っていた右手を抜き、人差し指の腹に軟膏をたっぷりと掬い上げる。
朔夜、今からこのクリームをお前の処女膜に塗り込んでやるから股を開いておくれ。
お前の俺専用肉穴を指で拡げるんだ。
 
「うん‥   ‥‥ど、どうぞ」
 
耳どころか首から上全部を紅く染めた朔夜が拡げた穴に指を差し入れ、保健室の布製衝立のような垂直で細い処女膜の隙間から、その奥に軟膏を送り込む。
 
良い子だ。恥ずかしいけど我慢してるんだね。ご褒美に腰が抜けるぐらい可愛がってやるからな。
 
 
                      
 
うーむ、性器とは顔と同じかそれ以上に個性豊かなものだと愛読書(ものの本)にあったが、本当だなぁ。
由香と母さんは親子だけに似ている部分も有ったけど、朔夜の性器はかなり違う。
処女膜一つとってみても、形はもちろん厚みや質感が全くの別物だ。
薄くて脆い由香の膜と違い朔夜のものは分厚くて柔らかくて、柔軟性に富んでいる。
 
 
「駄目‥ それ以上は」
 
目を潤ませた朔夜が小さく首を振った。
羞恥心もだが、より強い危機感を感じる。弄くりまわされたあげく前戯で膜が破れてしまうことを怖れているらしい。
 
むう。ちと調子に乗りすぎたかな?
 
心配するな、お前の純潔を奪うのは俺の肉棒と決めているんだ。指で破ったりなんかしないよ。
撫でてるだけだよ。撫でてるだけ。
 
もっと奥まで触ってみたかったのだが、ここは諦めるとしよう。
これだけぶ厚くて柔らかい膜なら指を差し込む程度で破れたりはしないと思うのだが、絶対とは言えない。
まぁ 処女の膣肉をこねくりまわして昇天させてやりたい とか ついでにGスポットや子宮口付近を開発したい とゆう俺の欲望よりも、新妻の乙女心の方が優先されるのは当然だ。
 
 
 
 
正直言うと、朔夜の反応が嬉しい。
 
そう、朔夜はこれを『我が侭』だと感じているのだ。恋人に純潔を捧げたい とゆう想いが我が侭扱いになるとゆうのも何だが。
 
そうなんですよ。朔夜が『我が侭』を言ってくれたのですよ。
 
俺の望みを察しながらも、自分の望みをかなえて欲しいと言っているのじゃよ。
もっと言ってくれ、朔夜。
女の子は少しぐらい我が侭なほうが可愛いんだ。ベッドの上の我が侭なら特に大歓迎。
 
「‥うん。努力、してみる」
 
俺の言葉がより深く伝わるように、朔夜の手を握っている左手に力を込める。
言葉だけでなく、肌の触れあい(スキンシップ)だけでなく、魔力だけでなく。全ての説得力を動員して朔夜の胸に送り込む。
 
俺はな、健気なお前も我が侭なお前も、両方とも大好きなんだぞ。
だからもっと我が侭を言いなさい。
 
 
 
 
 
差し込んだ人差し指の腹で膜とその周辺を撫で回しながら、魔力を送り込んで改造する。
膜とその周りの肉をより柔軟で伸び縮みする肉質に。その奥の肉をより硬く脆い肉質に変えていく。
柔らかくする方はともかく、硬くする方は程々で押さえておこう。痛くし過ぎても意味が無い。
神経系を弄って股間一帯の感覚を鋭くさせるだけでなく、下半身の熱量も上げておくか。
 
これも魔力の応用だ。腰湯を使った後のように、朔夜の身体は血行が良くなって行く。
風呂上がりにえっちしたことがある人なら解るだろうが、血行の良し悪しは快楽レベルを大きく変えるのだ。
 
ついでにサタえもんの尻尾毒を使って朔夜の発情レベルを上げておくか。       俺の方も棹の部分から鈴口の中までたっぷりと『敏感軟膏』を塗りつけて、いよいよ侵入開始だ。              
 
「来て‥‥ハニー」
 
いま いきます。
 
 
 
あー その、朔夜さん
 
「なんだい?」
 
なるべく優しくしたいけど、始まったら止められない気がするんだ。
だからお前が痛がっても、一回出すまでは止めないと思う。御免な。
 
 
こくり と無言で頷く朔夜の腰を押さえつけ、濡れきった谷底に肉棒を差し入れ、入り口を探す。
と言っても ある意味本人よりも体構造を理解している俺には、最適な侵入位置と角度は既に把握済みだが。
 
熱くて柔らかい肉の穴に潜り込み、押し広げつつ進んでいく。
処女地(ノーマンズランド)の征服。今まで誰一人侵入を許してこなかった秘境を制圧する、これまた男の悦楽じゃわい。
普通なら最後の抵抗戦となる膜は俺の指技でとろとろに柔らかくなっていて、カンヌキを外された城門なみの無抵抗さで、俺を招き入れた。
 
 
 
あれだな、強姦(レイプ)は征服感が有って良い とかゆーのは妄想だな。暴力や脅迫に頼らないと女に触れない奴の僻みだ。
愛人でも奴隷でも良いから傍に居させてくれ ‥‥なんて言われた事もその可能性もない奴の、戯言なんだ。
 
そう 大股おっぴろげて恥じらいと苦痛に耐えながら、一番奥まで貫いてもらうことを願っている この娘さんのような処女奴隷妻を持てない奴が妬んでいるだけなんだ。
 
羨ましいか? 羨ましいだろう。
こんな可愛くて健気な女の子が、俺に処女どころか一生を捧げてくれるんだぞ。まぁ、俺としては生涯どころか来世もその続きも独占してやる気満々だがな!
 
だから耐える。一時の痛みに耐えるのだ。
俺が感じている幻痛などより、朔夜の痛みの方が何倍も辛い筈だから。
もう少しの辛抱だよ、朔夜。一生に一度きりの、何分かしか続かない痛みなんだ。
 
 
「‥‥うん。僕はだいじょうぶだから 最後まで続けて」
 
ああ。もうすぐ終わるからな。
つーか、俺にとっては痛みよりも快感の方がきついかもしれん‥‥ お前の身体、気持ち良すぎ。
 
 
処女特有のきつさとか、鍛えられた体ゆえの締め付けとかは予想していたけど、この感触は想定外でした。
喩えるなら サイズの合わない小さな靴や靴下しか履いたことがない者が、ある日突然オーダーメイドの靴を手に入れた時の感動 かのう?
俺専用に造られたとしか思えないぴったりサイズ。由香や母さんでは味わえない、この一体感。
奥まで突き入れて腰を揺すると、密着した下腹部が擦れ合って電気のような快感が迸るんだよ。正常位で貫いた姿勢で乳房に吸い付いても、密着体勢で抱き合ったままで良いんだよ。
抱き心地も文句無しだ。思い切り体重掛けても潰れる心配がない身体って良いもんだなあ。 
 
感動した! 大柄美少女の素晴らしい抱き心地に感動した!!
 
もう腰の動きが止まらない。
気がつけば破瓜の激痛が消え失せている。由香の処女を奪ったときや母さんを初めて逝かせたときに匹敵する感動が、無意識のうちにヒーリング効果を現していたようだ。
動くたびに感じる、熱さに似た僅かな痛みが更なる快楽を引き出してくれる。
 
肉壺の浅い位置で、締め付けに耐えながら肉棒を小刻みに動かす。少し隙間が広がったもののまだまだ健在な処女膜を、削り取るように擦りあげながら時折奥まで突き込む。
浅いところで三回動いたら、次は奥まで一回。この動きは母さんに教えて貰ったんだ。
感じる場所を、来て欲しがっている場所を抉り込むように突き入れる。
 
大きくて量感(ボリューム)たっぷりで、力一杯抱きしめても大丈夫な抱き心地満点な この体。
何処がどう感じるのか、ある意味自分の身体よりもよく解る この分かり易さ。
痛みにも快楽にも敏感に反応してくれる この感度。
そして恥ずかしがりながらも全てを受け入れてくれる この健気さ。
 
最高だよ、朔夜。お前は本当によい女だ。
 
 
「ん‥ ハにぃ‥」
 
耳元で囁くだけなく 腰を使いながら魔界アイテムの鎖を握り、俺の感じている快楽と満足感を伝えてやると、朔夜は俺の背中に手を回してしがみついてきた。長い脚も腰に絡まりしっかりと固定する。
回した腕から、触れ合う肌から朔夜の感情が伝わる。初夜で夫を楽しませることができた感激と、初夜で快楽に震えることができた安堵が伝わってくる。
 
腰を小刻みに動かしつつ肉棒の頭から魔力を放つと、処女でなくなったばかりの肉が反応してひくひくと締め付けてくれる。
逝っているんだ。ごく軽いものだけど、朔夜の膣に魔力を浴びせて無理矢理に逝かさせているんだ。
 
抜き差しのストロークに合わせて放つ魔力のパルスを、更に強く更に激しく高めていくうちに快楽に快楽が重なり絶頂の谷間がなくなってきた。いわゆる逝きっぱなしだ。
 
「‥あぃっ  あんっ ‥はぁぅっ! ‥‥   あぁぅぁ!」
 
嵐の海で丸太を見つけた溺れかけの漂流者のように無我夢中でしがみついてくる朔夜の眼から、涙が止めもなく流れ出る。
好きな女を喜びの涙海に沈めるこの悦楽。何度やっても良いものじゃよ。
破瓜の涙も良いけど、やっぱり随喜の涙だよね! 
 
 
 
もっと悦べ朔夜! よがれ! 俺のち○こで逝き狂え!
 
これが男に抱かれるとゆうことだ。
これが恋人達の味わう悦びなんだ。
雌奴隷は、こうやって主人に屈服する喜びを覚えるんだ。
主人の‥唯一人の男である夫を楽しませ、孕んで産んだ子を育てあげることが妻の務めなんだ。
お前は俺のものだ。俺の為に生きる奴隷妻なんだ。
 
「ぁぅっん‥  ぼ、ぼぐわ‥ はにぃの‥どりぇいづまだよぅ」
 
良し! よくぞ言った。
 
 
朔夜の全てが欲しい。身も心も運命も、なにもかも俺のものにしてしまいたい。
だから、俺だけの奴隷妻にする。
そして俺は朔夜のものになる。主人とは奴隷の奴隷なのだから。
構うもんか。恋は病だ。愛は呪いだ。支配することは、即ち支配されること。
後悔はない。何も、無い。
 
 
 
さあ 奴隷就任祝いに褒美をくれてやるぞ、朔夜。俺の愛がたっぷり詰まった子種だ 受け取れ! 
 
肉棒を、奥まで付き込む。鈴口が子宮口に合わさり、密着する。
解る。俺の先端から滲むカウパー腺液が、朔夜の細い穴を通って奥に入っていくのが解るぞ。
意志の力でなんとか縛りつけていた獣を、解き放つ感触。
溜め込んだ精液と共に、溢れる程の快楽と共に、朔夜の子宮目掛けて想いのたけをぶちまける。
 
大好きだよ、朔夜。今まで寂しい目にあわせてごめんな。これからは ずうっと一緒だからな。死んだって離さないからな。
 
 
 
そして朔夜は、願い通り初めての受精で気絶する程の絶頂を迎えたのだった。
 
「ハニー‥ 大好きだよ」
 
俺もだよ、朔夜。
 
 
 
 
 
 
 
その後 気絶から目覚めた朔夜と後戯まじりの甘々トークを交わしたり、色々な体位を試しつつ抜かずの四連発に挑んだり、由香が廊下からのぞき見していたことが発覚したりした。
 
あと場の勢いで 無事に初夜が済んだことを義母さんに報告したいとゆう朔夜を貫いたまま、一階の寝室まで抱いて運んだりとか‥‥
 
ベッドに縛り付けられ電動玩具に責められ続けている母さんの目の前で、朔夜と対面立位で交わったりとか‥‥
 
他にも 解いてあげた母さんに種付けしたりとか、由香と朔夜のご奉仕講座とか、みんなでお風呂とか、2P→3P→4Pの三連コンボとか‥‥ この夜には色々とあったのだが、それはまた別の話だ。
 

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